【連載コラム】 ~肩・肘のコンディショニング~
プロ野球もいよいよ日本シリーズを迎え、野球シーズンもいよいよ大詰めとなりました。
高校野球も地区大会が終了し、12月に入れば冬季トレーニングとなります。
野球選手にとってこの時期に重要なこと、それは『肩・肘のコンディショニング』ではないでしょうか?
12~1月はボールを持たず走りこみ中心となるチームも多いことでしょう。
この時期に錯覚してしまうのは
『2ヶ月間ボールを投げなければ、
今ある痛みも治るのでは?』
という考えを持ってしまうこと。
間違いではないのですが、野球選手の肩は関節が硬くなってしまっているケースが多く、このような場合ただ放置していても柔軟性は向上しません。
また痛みのためにフォームが崩れてしまっていることもあります。
『適切なコンディショニングやトレーニング、フォームチェック』
によって、投げても痛みの出ない柔軟性のある肩に変わるのです。
ではここで、柔軟性に関する簡単なチェック方法を3つ挙げます。
①反対側の肩を触れますか?
②耳に腕がつきますか?
③ 背中を触れますか?
これらが反対側と同じようにスムーズに違和感なく行えるかどうかチェックしてみてください。
肩肘に痛みがあり、これらスムーズに行えない選手は肩肘に関する機能改善が必要と考えられます。
痛みある選手、違和感のある選手はもちろん、肩肘のコンディションを知りたいという選手、肩肘痛の選手が多いとお嘆きの指導者の方、皆さんのご相談をお待ちしております。
附属整骨院
河上 修