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【連載コラム】 野球はツーアウトから

先日、コンディショニング指導を行っている兵庫県の県立高校の高校野球部の秋の公式戦がありました。

今年の夏の甲子園も大変盛り上がりましたが、その甲子園で各校が優勝を目指して戦っていた時にはすでに、負けた4010校はすでに来年の選抜を目指しての戦いに臨んでいました。この感覚も不思議なものですが…

さて、話を元に戻して、私がコンディショニング指導を行っている高校野球部の試合についてですが、指導を行っているチームは9回表ツーアウトランナー無まで、5-3で二点リードをしていました。
最後のバッターを抑えれば一回戦突破というところで、ヒットを許し、ツーアウト一塁。
その後、盗塁とヒットを許し、押し気味に進めていたゲームの雰囲気が瞬く間にひっくり返る。一打同点のピンチ。
この場面で味方ピッチャーが踏ん張れず、連打を浴び逆転。
5-6と試合がひっくり返った。

9回裏、今度はツーアウト、2塁3塁。一打サヨナラの場面を作るも、最後のバッターはショートゴロ。まさかの逆転負けを喫した…

私自身の野球人生の中でも9回ツーアウトから逆転をした、またはされた記憶はありません。
よく教訓として『野球はツーアウトから』という言葉が使われます。
今年の選手権大会でも何度かそういう場面に遭遇しました。
これまでは他人事のような響きのある言葉でしたが、今回は正にこの教訓の目撃者となりました…。
最後まであきらめてはいけない、油断してはいけない。
負けた選手にはつらい経験だったと思います。しかし、おそらく来年の夏、甲子園出場を果たす道のりで、幾度もそういう場面を経験するでしょう。
この経験をどう活かすか。今後の彼らの成長を楽しみにしています。


附属整骨院 河上

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